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最終更新日: 2024.01.17

ダイエット向きな牛肉の部位とは?脂質の少ない部位をランキング形式で紹介!

牛肉といえば「サシや霜降り」を連想し、脂が多くてなんだか太りそう!と思う人や、焼肉やすき焼きなどの脂っこい料理を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

そんな風に、太りそうと思われがちな牛肉ですが、実は部位を賢く選ぶだけでダイエット向きなお肉に大変身します。本記事では、牛肉のなかでも脂質の少ない部位をランキング形式で紹介したあと、赤身肉に含まれる身体に良い成分についても解説していきます。

牛肉は部位によって脂質の量が大きく異なる!

脂質は、健康的にダイエットをすすめるうえで不可欠な栄養素であることをご存じですか?

脂質を全く採らないと、エネルギー不足で心身ともに疲れやすくなってしまいます。そのため、良質な脂質を適量摂取することは、健康的にダイエットをするうえで欠かせないのです。

とはいえ「ダイエット中に脂質やカロリーを制限したい!」そんな場合は、部位を選べば牛肉を食べてもまったく問題ありません。

そこでおすすめなのが、脂肪分が少なく、豊富な栄養素を含んでいる赤身肉です。数ある肉の部位の中で、どの部位が低脂質、高タンパクなのか見ていきましょう。

3位 フィレ

(和牛フィレ、赤肉、生)207kcal タンパク質 19.1g 脂質 15.0g

フィレは、一頭から少量しか取れない部位で、サーロインと並ぶ超高級部位。そのため、「牛肉の女王様」とも呼ばれています。肉質はキメが細かくジューシーで柔らかく、クセがないので食べやすい点も特徴です。

ステーキや、焼肉、ローストビーフなどにも使用され、脂肪が少ないのでどの年代の人にも好まれる味わいです。

2位 ランプ

(和牛ランプ、赤肉、生)196kcal タンパク質 19.2g 脂質 15.0g

腰からお尻にかけての部位。味はあっさりとしていながらも、濃厚な風味と柔らかさが特徴的です。フィレ肉の方が柔らかいと思われがちですが、ランプ肉も焼き加減でとても柔らかくなり高級肉に負けません。

脂肪分が少なくさっぱりと食べられるので、少し贅沢気分を楽しみたい時に焼肉やステーキで食べるのがおすすめ。

1位 モモ

(和牛モモ、赤肉、生)176kcal タンパク質 21.3g 脂質 10.7g

赤身が多く脂肪が少ないのが特徴です。味わいは淡白で、脂が得意でない方、さっぱりと食べたい方におすすめです。焼肉や、煮込み料理など幅広く使用されますが、肉質が均一なため、しゃぶしゃぶやすき焼きに使用されることが多い部位です。

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

牛肉の赤身に含まれるダイエットに効果的な成分

「牛肉は脂が多くて太りそう!」と思われがちですが、脂質を抑えた部位を選べば、牛肉はダイエットの強い味方に。

牛肉には脂肪燃焼を促進させる効果だけではなく、疲労回復や貧血予防にも繋がるなど体に良い栄養がたくさん含まれています。ここではダイエット効果がある牛肉の成分についてご紹介します。

カルニチン

牛肉の赤身は脂肪量が少ないだけでなく、他の食べ物と比にならないほど、「カルニチン」というアミノ酸由来の物質を豊富に含んでいることをご存じですか?

カルニチンは「油脂」を燃焼することでエネルギーを作り出し、さらに、生成された有毒な物質を運び出して蓄積するのを防ぐという重要な役割を持っているんです。

タンパク質

そして、お肉といえばタンパク質!牛肉の赤身には多くのタンパク質が含まれています。タンパク質は、筋肉や臓器などわたしたちの身体の組織を作るため、生きてくうえでは欠かせない栄養素です。筋肉が多いほど基礎代謝が高くなって、カロリーを消費しやすくなります。

鉄分

野菜中心のダイエットだと鉄分が不足しがちですが、牛肉の赤身肉を食べることで効率的に鉄分を摂取することができます。

なかでも、とくに赤身肉やレバーには、鉄分が豊富に含まれています。鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄の2種類に分類されます。牛肉には、体内への吸収効率がよいヘム鉄が豊富で、貧血予防にも繋がります。

ビタミンB12

牛肉に豊富な「ビタミンB12」は、脂質やたんぱく質の代謝をサポートする補酵素としての作用があり、食べたものをエネルギーに変える栄養素。葉酸とともに赤血球の生産に関わっています。

亜鉛

亜鉛は「必須ミネラル」と呼ばれる人間の生命活動に必要不可欠なミネラルの一つですが、体内で生産することができない成分です。糖分を分解する働きがあり、不足すると体内に糖が蓄積されてしまいます。糖を分解しやすく、痩せやすい身体になります。

ダイエット中は食べ方にも注意しよう!

低カロリー、低脂肪の赤身肉を選んでも、使う調味料のカロリーや脂質が多くなってしまっては本末転倒。ダイエット中に牛肉を食べる際は、使う調味料に注意しましょう。

マヨネーズや砂糖などは、カロリーが高くなるのでおすすめしません。牛肉と一緒に食べるなら、消化を助けてくれる、わさびやにんにく、生姜といった香辛料を使うことをおすすめします。

また、ほかのおかずとの組み合わせも大切です。牛肉を食べる前に野菜や海藻のおかずを食べることをおすすめします。

野菜や海藻は、食べ過ぎを防ぐ効果があり、糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。水溶性食物繊維が豊富な食材を摂ってから、牛肉やごはんを食べるようにしましょう。

おわりに

「牛肉は、脂が多くてダイエットには向かない。」そう思われがちですが、牛肉は部位を選べば、脂質が少なく、体づくりに欠かせないタンパク質や、脂肪燃焼効果があるなど、ダイエットに嬉しい栄養素がたくさん含まれています。上手に牛肉を取り入れてダイエットをしたいかたはヤザワミートをご利用ください。



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